プロ野球のセパ交流戦が盛り上がるなか、私も野球観戦に行ってきました。といっても交流戦ではありません。私の実家、群馬県に本拠地を置く球団・群馬ダイヤモンドペガサスhttp://d-pegasus.com/の試合、独立リーグ=ベースボール・チャレンジ・リーグ(略称BCリーグ)http://www.bc-l.jp/の試合です。BCリーグは、四国・九州アイランドリーグに次いで2006年に設立された野球の独立リーグで、群馬県のほか、新潟県、富山県、石川県、長野県、福井県のそれぞれに本拠地を置く6球団がリーグ戦(1チーム年間72試合)を行っています。
10年以上前、アメリカの独立リーグを紹介するTV番組を見たのですが、球場の雰囲気がとてもフレンドリーだったのに驚きました。球団オーナー自らがピーナッツを売り、試合前のセレモニーでは選手と子供たちが一緒になって走りまわり、試合中は地元選手のプレーに観客が一喜一憂する、それはそれは楽しそうな光景でした。大リーグにはない、ほのぼの感。アメリカでは球場のことをボールパークといいますが、"パーク"という言葉がぴったりの雰囲気で、いつかアメリカに独立リーグの試合を見に行こうと思ったものです。そんな長年の夢が日本で、しかも地元で体験できたのです。
5月23日(土)13:00、快晴。群馬県伊勢崎球場、群馬ダイヤモンドペガサス VS 信濃グランセローズ。応援するのは、もちろん地元の群馬。監督は、うれしいことに元ヤクルトの秦真司(私はヤクルトファン)。でも、肝心な選手たち・25名は誰も知らない。ごめんなさい。選手名鑑を見ながらの観戦でした。
入場料は全席自由・大人1,200円。群馬のホームゲームなので、チケットには地元出身の漫画家・あだち充氏の「タッチ」が描かれています。おぉ~、地域密着。BCリーグの応援キャラクターも新潟県出身の漫画家・水島新司氏の「ドカベン」です。結構メジャーではないですか。しかし、チケットのもぎり、入場誘導など、運営はすべてボランティアによるもの。グランド整備は選手自らが行っていました。試合前、地元少女のチアリーディングもご愛嬌。観客は1,000人強ですが、少年野球チームの子供たちからお年寄りまで、ペガサスの帽子やユニフォームを身につけている人たちなど、常連さんも多い。もちろん、両チームとも応援団がいて(長野の応援団は車で3時間かけて来ていた)、鳴り物の応援や選手ごとに声援があり、なかなか熱い。球場が狭い分、客席と選手が近く、客席の野次に応えてくれる選手もいます。いいなぁ、おらが町のチーム。
試合は点の取り合いの末、6-6の引き分け。群馬の勝利は逃したけれど、選手のひたむきな姿勢、随所に好プレーが見られました。いつか、このチームからプロ野球に入団できる選手が出るといいな(これまでにBCリーグからは4名がプロ野球選手になったそうです)。これからも応援するからね。
試合後には選手のサイン会も。"パーク"とはいえないかもしれないけれど、野球の楽しさを再認識した1日でした。ちなみに独立リーグの選手たちは、子どもたちに野球を教えたり、ボランティア活動に参加するなど、地域に根ざした活動もしています。
今、関西独立リーグは運営会社が撤退し、リーグの存続が危ぶまれています。ぜひとも新しいスポンサーが現れ、リーグを存続させてほしい。この楽しさを関西の人たちにも味わってもらいたいと思います。
試合後のインタビューに応える群馬ダイヤモンドペガサスの秦監督
あだち充氏デザインの半券
おまけ:翌24日、前橋市民球場に日本女子ソフトボールリーグの試合を見に行きました。北京五輪・金メダリストが多数出場したこの試合、予想通り、BCリーグより観客数、応援ともに盛り上がっていました...(入場料はBCリーグと同じ1,200円なのに)。なんてったって、ソフトボールは世界一!上野由岐子選手の投球はやはりすごかった!!
(N.S)

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