PR視点からのTwitter&LINE比較


つい先日年が明けたと思ったら、もう1月も終わりです。昔から1月は行く、2月は逃げる、3月は去るなんて言いますが、時が経つのは本当に早いですね…。というのも、私昨年の11月にTOCSに仲間入りいたしまして、初めてのPR業界に右往左往しているうちにあっという間に2ヶ月が過ぎてしまいました。

さて、いざブログを書こうとするといったい何を書いていいのやら…と少し悩んでいたところ、先日先輩とお話したことが興味深かったのでそのことを。

スマホのオススメアプリの話から、ふと「最近企業がLINEアカウント開設って多いけど、Twitterとどう違うんだろう」という話になりました。その時はあまり深くは考えなかったのですが、近年PR活動の中でもオウンドメディアやSNSが注目されているようなので、自分なりにもう少し考えてみました。

まず両者の違いを比べてみるとwebサービスかアプリか、文字数制限、オープンかクローズドか、(企業アカウントに限れば)有料か無料か、スタンプの有無…等々たくさんあります。

Twitterはタイムライン形式なので、意図せずとも他のツイートとともに自然に目に入る可能性が高いというメリットがあります。かたやLINEはルーム形式なので、一手間かけてルームを開いてもらえれば、その他の情報に埋もれることはありませんし、自分宛にメッセージが届いたような気がして、少し親密(?)な感じがするのがいいですね。

またTwitterはWebサービスなのでPCから閲覧も出来ますし、HPに組み込むことで、Twitterを利用していない人にもツイートを見せることも出来ることもメリットです。

そして個人的にはLINEのステッカーはとてもおもしろいPRアイテムだと思います。
まず第一に「フレンド登録でステッカー無料プレゼント!」ということで、会社やサービスにあまり興味がない人でもステッカー欲しさにフレンド登録してもらえる可能性が高まること。これでアプローチの導線が確保できます。第二にステッカーに訴求したいサービスや商品を入れることで、あとはユーザー同士で使えば使ってもらうほど自然にそのサービスや商品が広まっていくことになります。
Twitterのリツイートによる拡散もそうですが、企業やメディアから消費者へ、という流れだけでなく、消費者の発信によるPR効果ということにも着目していきたいな、と思っています。

こんな風に色々なことをPR目線で考えると新しい発見があったりして、日々勉強の毎日です。これからも一人前の広報を目指して精進して参ります!

(AY)

幕の内弁当


遠方に出張に出たりすると、帰りの新幹線に乗る前の楽しみは何と言っても駅弁選びではありませんか?

ま、様々な駅弁の楽しみについては思い切って割愛するとして、「好きな駅弁をひとつ」と言われたら何を選びますか?。と、またここまで誘っておきながら話しが面白い方向に行かなくて申し訳ありませんが、私は幕の内弁当派なのです。

その理由についてもまたまた割愛しますが、ただひとつ、他の弁当にない理由を挙げるとすれば、それは「総合力」。そうです、幕の内弁当は総合力で勝負しているのです。以上、私的独断的駅弁評論(どうか、お許しください)。

で、話しはPRに。

先日、友人が「しばらくデジタル版の新聞を契約していたのだけれど、解約して紙の新聞に戻した」とのこと。理由を聞くと「広告も情報だということに気がついた」というのです。そういえば新刊書や雑誌の特集、キャンペーンや企業の周年など、広告で知ることって結構多いんですね。私も言われて気がつきました。

で、いまさらながら思うのは、新聞は総合力で勝負している、っていうことです。仕事がら平均すると1日2時間半くらいは新聞を読んで(視て)いますが、つくづく感じるのはその幅の広さです。

私たちが寝ている間、遊んでいる間、ご飯を食べている間も、どこかで新聞記者が取材したり記事を書いたりしているわけで、しかもそれが世界中から集まって、寝ている間に配ってもらえてる、っていうことですから、これはすごいことじゃないかと思います。

そう、新聞は情報の幕の内弁当、それも大きな大きな幕の内弁当、ではありませんか?

ということで、明日のお昼あたり、幕の内弁当でもいかがでしょうか。新聞なぞを読みながら。。。

(HW)

社内英語教室を開催中です!


今年も残すところ、あと3日です。

弊社は21日に忘年会を終え、今日がいよいよ仕事納めです。

2012年は、オリンピック、スカイツリー開業、ノーベル賞、そして最後に安倍内閣発足と、大きなニュースが盛りだくさんでした。

弊社でも今年始めた新しい取り組みとして、「社内英語教室」があります。

アメリカ出身のスタッフ、Danielさんを講師に迎え、業務に活かせる英語を学ぼうということで、お昼休みの1時間に不定期で社内の有志が集まっています。

今日は、その様子をブログでちょこっとご紹介します!

この日は、初心者向けに「電話応対」をテーマに開催しました。

弊社は外資系のクライアント様が多いので、外国の方から電話がかかってくることもしばしば。

そんな時の対応を学びます。

Danielさんは、こんなかわいいテキストを作って、教えてくれます。

英語教室テキスト

「不在」「席外し」「外出中」「ランチ」普段電話を受けるときすらすらと出てくる言葉も、

英語では慣れないとぱっと言葉が出てきません。

相手に失礼のない、丁寧な言い回しをDanielさんが解説します。

ダニエルさん-300x225

「営業の電話だったら?」

「”Hold on, please”だけだと失礼ですか?」

ホワイトボード-300x224

Danielさんの解説が終わった後も、たくさん質問が出てきました。

質疑応答を通じて、ホワイトボードには、すぐに使えるフレーズであふれました。

会の最後に二人一組で、実践練習をし、この日は終了です。

来年は、上級者向けの社内英語教室も開催予定です。

その際はまたブログでご紹介しますので、ご期待ください。

 

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今回が、今年最後のブログ更新です。

本年も皆様には大変お世話になり、ありがとうございました。

2013年もトークスをどうぞ宜しくお願いいたします。

どうぞ、よいお年をお迎えください。

12月になりましたが。。。


 いつの間にやら12月に入りました。「師走」ですね。この師走、「師も走るほど忙しい」から師走だと思い込んでいたのですが、調べてみると諸説あるようです。師が東奔西走する様を言った「師馳す」が変化した師走が有力なものの、「年が果てる」という意味の「年果つ」が変化したとする説や、四季の果てる月を意味する「四極(しはつ)」が変化したもの、「一年の最後になし終える」という意味の「為果つ」から変化したとする説などなど。皆さんはどれがしっくりきますか?それでは良いお歳を!

 って終わるわけには参りませんので続けます。この時機になると各種のメディアに紅白ネタとともにぼちぼち話題に上がり始めるのが“今年の十大ニュース”とか“今年の流行語”とか“今年の漢字”あたりのネタですよね。それを見ては「あー、あったねあったね!」とか「あれ、今年だったんだぁ、もっと昔かと思ったよ!」など軽く唸りながら時の過ぎ行く早さにため息をつくのが恒例になりつつあります。

 ただ今年はいささか事情が違ってくるかも知れません。ご存知のとおり12月16日は衆議院総選挙の投票日であり、すでに新聞やテレビでは多くのスペースや時間が選挙報道に割かれています。以前、全国紙の経済部長にお話を伺ったところ、「選挙の時には特別チームを編成して取材にあたり、多くのスペースを割り当てるので、通常の企業情報などは当然掲載できない場合が多くなる。企業の広報担当者は自社の話題を埋もれさせないためにも、解散などが予想されるときにはその動向に注意を払う必要がある」とのことでした。至極当然のことだと思います。特に今回の選挙は色々な意味で高い関心が持たれており、連日、様々な話題が取り上げられています。16日の投開票だけでなくその後の組閣にいたる頃まで集中的な報道が続くことでしょう。

 とはいえ、そればっかりじゃお腹が一杯になるから他の話題を求めるのも人情。特に年末年始ですから陽気な話題や心温まるネタでほっとしたい、とも思いますよね。実際、東日本大震災関連の報道が続いていた頃には、記者の方から「震災報道ばかりなので、震災以外のネタを探している」と伺ったこともあります。広報マンたるもの、こういう非常の時にこそキラリと光る話題作りや情報提供ができないものか、しっかりと考えていきたいものです。 (山)

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今晩も飲みに行きましょう!人類700万年、コミュニケーションの基本形は変わらない?


2012年も早いもので、残すところ2ヵ月をきりまして。
そろそろ皆さん忘年会の予定とかも視野に入ってくる頃でしょうか。

そういえば先週11月7日(水)は立冬でした。
翌8日(木)は、冬の風物詩「酉の市」の、「一の酉」の日。
暦のうえではとっくにもう冬で、鍋や熱燗のおいしい季節です!

ブログ用

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知る術、知らせる術


先日ちょっとショックなことがありました。

東京駅が10月1日から改装オープンするということで、それに先立つ週末、新駅舎をカンバスに見立てた大規模なプロジェクションマッピングのイベントが行われましたよね。

私、このイベントのことをまったく知らなかったんです(!)

業界の者として恥ずかしいことを公開してるなと思いますが、事実です。

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製品への自信を製品価値アップへつなげる


新しくアップル社から製品が出る際には、いつもその製品発表プレゼン動画を観ることにしている。おりしも、先日またその機会に恵まれた。

理路整然としたデータ上での自社の優位性についてのダイナミックな動画、動きを取り入れた観る人を飽きさせない説明・・・。 (さらに…)

「プレス」リリースの時代は終わったのか?


大上段なタイトルをつけてみました。

内容は、広報活動の基本中の基本ともいえるプレスリリースについて、昔は良かったなあみたいな、懐古的な話を書いてみたいと思います。

「魚釣りは鮒にはじまり鮒に終わる」「天体観測は月にはじまり月に終わる」などと申しますが、果たして「広報活動はプレスリリースにはじまり、プレスリリースに終わる」…、んでしょうか?

冒頭にして気前よくタイトルのネタバレをしますが、あれが「プレスリリース」なのか「ニュースリリース」なのかって気になったことはありませんか?

結論から言うと、「プレス」リリースはもはや時代遅れになっちゃってるんじゃないかって思います。

ではまず昔話から。

かつて、というのはインターネット以前ということですが、プレスリリースは確かに「プレス」リリースでした。

私自身は80年代後半からこの業界に籍を置いていますが、当時、代理店の人間が自分の担当外の企業のプレスリリースを入手するのは簡単なことではありませんでした。

その会社の代表に電話して広報部につないでもらい(ここが既に関門のひとつ目です)、広報担当者に「今こういうことを調べているので参考のためにこれこれのプレスリリースを送っていただけませんか」とお願いしてみるわけです。

ここで「報道関係者以外には提供していません」と断られることもしばしば。

うまく送ってもらえることになったらこちらの住所を口頭で読み上げるかファックスで送るかして知らせて、やっと一仕事終わり。

先方にしてみれば印刷費と郵送費はかかるわ、時間は使わされるわ、でもってリターンゼロなこともわかっているわけで、そりゃ乗り気にはなれないですよね。

リリースは報道関係者のために作っているもの。それが「プレス」リリースのいわば黄金期であったんだろうと思います。

ところがそんな環境が一変するのがインターネットの普及というわけです。

企業が自社のウェブサイトを運営するようになり、情報開示の機運もあり、たいていの企業がプレスリリースを、(古い人間の眼には)惜しげもなく自社サイトで公開するようになりました。

企業情報がかくも簡単に手に入る。

そのことは本当に、革新的なことだったと実感しています。

ところが、光あれば影もできる。

ということで「影」のことを書くんですが、改めて断っておきますが、これは個人的な印象です。

統計を取ったわけでも、各社に調査をしたわけでもありません。あくまでも私が仕事をしてきた中で受けた印象です。

それはプレスリリースの内容が薄くなっちゃったんじゃないの、ということです。

私が担当してきたのは主に外資系のIT企業なんですが、そのプレスリリースを見ていると、新製品の良い部分や販売における意気込みなどについての記述がどんどん薄まっていって、なんだか”あたりさわりのない”ことに終始しているという印象を受け始めたのが、2000年代の初頭くらいですかね。

なんでそんなことになったのかな、って印象の上に憶測を重ねちゃいますけど、プレスリリースがインターネットによって広く一般に公開されるようになったことが原因なんじゃないかって思ってます。

要するにプレスリリースの読者が報道関係者だけでなく、個人投資家を含む株主(さらに潜在的な株主も含む)にも拡大されたことで、自主規制なのか当局の指導なのかわかりませんが、株価に影響する可能性のある内容について(必要以上に)過敏になったためなのではないかと思いますが、どんなもんなんでしょうね。

ということでタイトルのお話しですが、もはや「プレス」リリースを読ませる相手が報道関係者に限られておらず、むしろ一般(投資家)への情報ディスクロージャーとしての意味合いが大きいのだったら、「ニュース」リリースという呼び方の方がふさわしいだろうと思うのですね。

さらば「プレス」リリース!

だからといってリリースを作らなくていいってことじゃないし、広報活動の中での役割も続いていきますけどね。

ところでちょっと前のAdverTimesにプレスリリースの存在意義についての記事が掲載されてましたので、リンクしておきます。併せてご一読ください。

今はプレスリリースが効かない時代?! 採用されるのは”提案型”の情報発信

あ、ついでに与太話をしちゃいますが、企業サイトに「リリース」が掲載されるようになったのはいいんですが、期間がやたら短くて最近のしか見られないところってありますよね。過去5年とか。「あの会社を買収したのいつだっけ」「その時どんなコメント出してたっけ」なんて思ってももうわからない。

創業からのを全部載せててもらえないですかね。出来事が箇条書きになってしまっている沿革に比べると全然役に立つんですが……

「浪花少年探偵団」で教諭役の多部未華子は「(生徒の)過去がどうやったかじゃなくて大事なんはこれからのこととちゃいますか」といった発言をしてました。

広報の仕事においてもそれはもちろん大事な考え方なんですけど、過去がどうだったか、どういう道をたどって今があるのか、というのもやはり同じように大事なことなんです。

ご検討願えれば幸いです。

以上 (MS)

日経の産業部が重視する最大の取材テーマ


日本で最も影響力のある経済メディアといえば、まぎれもなく「日本経済新聞」です。その日経の中で、企業の広報部門の担当者が特にケアしなければならないのは産業部の記者ではないでしょうか。産業部は編集局の中で120名の記者を抱える編集局内で最も大きな部署で、金属、エネルギー、電機、通信など業界ごとに14のチームを編成しています。それぞれのチームにはデスク(複数のチームを兼務する場合あり)とキャップがおり、例えば金属では二人の記者が、通信には4人の記者がおり、記者クラブなどを拠点に取材活動を行っています。大所帯だけに日経の本紙でも1面、3面(総合)、11面(企業総合)、12面(企業1)、13面(企業2)と合計5つの面の出稿を担当し、夕刊や日経産業新聞がこれに加わります。経済関係の記事を執筆する部署として他にも金融経済部、証券部、消費産業部などがありますが、出稿責任が他の部署よりも重いことが伺えます。

産業部の部長を務めた方に伺ったところによれば、重視する最大の取材テーマは「統合・再編」ということでした。確かに日経が放つスクープにはこうしたテーマのものが少なくありません。かつて交流のあった産業部記者は「市場にインパクトを与えることが最大の使命」だと話してくれたことがあり、「M&Aと社長人事の場合、他紙との”同着”は負けに等しい」のだそうです。別の記者は「自分の書いた記事が”バイテイ”となって初めて一人前だ」と言っていました。”バイテイ”とは聞きなれない言葉ですが、「売買停止」の略で、株式市場において株価に大きな影響を与えるニュースが出た場合、東証が一時的に対象銘柄の売買を中止させる措置のことです。いかにも日経の記者らしいスクープにかける意気込みとプライドを感じます。

10年以上前に、自分が広報担当として扱った海外企業との提携案件がスクープされずに首尾よく一斉発表に持ち込んだケースがありました。普段は明るくさわやかな産業部の担当記者に記者会見を行う旨の連絡をした時の電話越しに伝わってくる落胆した様子、そして記者会見での茫然自失とした表情を見て、「それほどモノにしたかったのか」と複雑な思いに駆られました。

「適時開示情報閲覧サービス」には時折、「本日の一部報道について」と題した上場企業のリリースが掲載され、「当社が発表したものではなく、そのような決定事実はない。開示すべき事項が発生した場合には速やかに開示する」との画一的な内容のコメントが発表されます。実際に調べたわけではありませんが、その「一部報道」のほとんどがその日の日経の記事を指しているといっても過言ではないでしょう。しかも多くの場合、ほどなくして正式な発表がなされ、その報道が結果として正しかったことが証明されることになるようです。日経のスクープ記事を探すには「適時開示情報閲覧サービス」から「本日の一部報道」を探すのが意外と近道だったりします。  (T)

AKB48が何のCMに出ているか全部言える人集合!


テレビのモニタリング・調査を行っている日本モニターが10日、「2012上半期タレントCM起用社数ランキング」を発表しました。

http://www.n-monitor.co.jp/pressreiease/2012/0710.html

予想通り、といいますか、女性タレント部門ではAKB48がランキング上位を独占しています。複数のメンバーが出演のCMが多いこともありますが、計10名がランクインしており、まさに”テレビでAKB48を見ない日はない”という状況です。

参考までに、”AKB48に接している日が何日続くか”という不毛なチャレンジをしていたTwitterユーザーがいましたが、結果は70日連続だったようです( http://togetter.com/li/279938 )。これもAKB48を目にしないよう相当意識しての結果で、電車の中釣り広告からコンビニ置いてある雑誌まで至るところにAKB48がいますから、実際は365日何かしらの形でAKB48を目にすると言っていいでしょう。

いや~、AKB48ブーム、凄いですね!

……で終わっては面白くありませんので、「とりあえずCMキャラクターにはAKB48でも使っておけばいいだろ、流行ってるし」という風潮に一石を投じるべく(?)、ちょっと別のデータを引っ張り出してAKB48のCM起用について考察してみたいと思います。

宣伝会議が毎号、「企業ブランド想起率」というランキングを公開しています。このランキングの説明を引用すると、国内の宣伝費上位企業を対象に、過去半年間に流れたテレビCMの想起率、およびそのCMから企業名を想起できたサンプル数を1カ月ごとにリサーチ。これにより企業ブランドの想起率を算出。つまり、あるテレビCMが頭に浮かび、それが企業またはブランド名と結びついているランキングということになります。

その最新ランキング(2012年7月1日号)がこちら。

赤文字の企業が、「2012上半期タレントCM起用社数ランキング」に記載されている、AKB48またはメンバーをCMに起用した企業です。

ランキングを独占するほどCMに出まくっているわりに、ここでは2社のみというのは若干少ない気がします。NTTドコモ、トヨタ自動車(前田敦子さんのみ出演)のCMとも、その他のタレントがメインキャラクターになっていますので、実際の想起率に寄与する割合はさらに下がるでしょう。

違ったデータをもう1つ。CM DATABANKが毎月発表している、銘柄別のCM好感度ランキングです。

<2012年6月度 銘柄別CM好感度TOP10>

http://www.cmdb.jp/ranking/3000/201207_cmtop10_1.html

ここでもランクインは前述の「企業ブランド想起率」と同じく、NTTドコモとトヨタの2社。好感度への貢献度合いを他の出演者と分け合っている状況も同じでしょう。

企業がCMなどの広告を出す第一の目的は、企業や商品の認知度、あるいはブランドイメージをアップさせることにあります。紹介した3つのデータはそれぞれ質が違いますし、CM以外の広告手法やプロモーションの横展開もありますので一概には言えませんが、少なくともテレビCMに限れば、AKB48の起用は企業ブランドの認知度向上やイメージアップには必ずしもつながっていないように思えます。

世間は右を見ても左を見てもAKB48という状態ですので、いま起用しても、AKB48を起用した数あるプロモーション活動の”One of them”と見なされてしまっている。極端な言い方をすれば、AKB48ブームに乗って企業の認知度やブランド価値向上を狙ったつもりが、結局AKB48自身をプロモートするだけという、本末転倒なケースも多々あるのではないでしょうか。

先ほどコンビニの雑誌の話をしましたが、大抵AKB48のメンバーが表紙になっているので、最近ではもうどちらが少年マ○ジンでどちらが少年サ○デーなのか、一目見ただけでは全くわかりません(笑)

PRイベントでも、より多くのメディアを呼ぶためにタレントや有名人を起用するのは常套手段ですが、イベントのテーマや商品イメージにマッチした人物より、良くも悪くも色々な方面で話題を提供している”旬な人物”を起用する傾向がないとはいえません。結果、情報番組の芸能コーナーやスポーツ紙の芸能面での、タレントのゴシップネタ中心の露出になってしまい、PRする商品の内容が一般消費者にきちんと伝わっていのるか疑問に思うこともしばしばです。

ある程度話題性があって、メディア露出につながる人が良いが、その人物や周辺のゴシップに関心が全部引っ張られてしまってもダメ。広告やPRにタレントを起用する場合には、そのあたりの絶妙なバランスが必要ですね…。  (SI)

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