ライブ配信で進化する、新しい”記者会見”のカタチ


昨年春に桜にまつわるエピソードを書かせていただきましたが、気が付けばあっという間に1年が経ち、また桜の季節がやってきました。

3月25日には東京都の標本木に花が咲き、気象庁から開花宣言が発表されました。実はこの桜の標本木、弊社近くの靖国神社にありますので、満開の頃に見に行きたいと思っています♪

ちなみに、写真は先日お出掛けした植物園でみた梅の花です。今年は3月上旬まで寒かったせいか、東京でも場所によっては遅咲きの梅と早咲きの桜が同時に見られるレアな場所もあるそうなのでぜひ探してみてください。

さて、話はがらっと変わりますが、最近、記者発表会やイベントのライブ配信というものがとても気になっています。

先日、あるアーティストが夏のイベントに関するプレスカンファレンスを行い、その模様をニコニコ動画、Ustream、YouTubeでライブ配信していました。以前であれば、ファンは会見の内容を知るには、どこかのメディアが報道するのを(そわそわと)待つことしか出来ませんでしたが、いまやメディアと同時に情報を入手できる時代になりました。さらに会見をみているファンがTwitterなどのSNSに投稿することによって、瞬く間に情報が拡散していく様子を目の当たりにして、改めてインターネットメディアがもたらした「新しい記者会見のカタチ」というものを実感しました。

IT業界でも新製品発表会などをライブ配信することが増えています。ユーザーがプレゼンを視聴しながら、社長の服装から製品の性能まで次々とコメントをつけていく様子を見ていると、ダイレクトにエンドユーザーの反応がわかって興味深い反面、不特定多数の方へ情報を発信する難しさを感じます。また、質疑応答まで配信することになるので、これまで以上に準備が必要になりますし、終わるまで一挙手一投足にツッコミが入りうる怖さもあります。

広報としてはその会見が誰に向けたもので、どんな情報を伝えたいのか、そしてその先どのような形で情報拡散を狙うのか、ということをきちんと検討した上で、ライブ配信をすることの重要性を改めて考えさせられました。

余談ですが、私がはじめてライブ配信を体験したのは2001年のことで、コンサートの一部を生中継するというものでした。結局当時の一般家庭のパソコンと通信回線には負担が大きく、ぶつぶつと落ちてしまいほとんど見ることは出来ませんでしたが、遠く九州で行われているコンサートがリアルタイムで見られることへワクワクしたのと同時に、どうしてこんなことが出来るのだろうとちょっと不思議な気持ちになったことをよく覚えています。

あれから13年、映画の世界でしか存在しなかったようなウェアラブル・デバイスも次々と発表されています。これからも日々進歩する技術を追いかけ、常にワクワクするような、新しい情報発信のカタチを探していきたいと思っています!

5600万人が読む新聞


年が明けて間もない1月4日付の朝日新聞におもしろい記事がありました。インドで発行されているヒンディー語紙の「ダイニグ・ジャグラン」という新聞について書かれているのですが、読者がなんと5600万人いるそうです。インドの人口は約12億人(2012年)と人口ランキング1位の中国13.5億人に肉薄していますが、この読者数の多さには驚きました。

記事によれば、発行部数は267万部と日本の四大ブロック紙の一つである中日新聞(266万部、2012年)とほぼ同じですが、インドでは「回し読みの文化」が根付いているため、ここまで読者数が膨れ上がっているのだそうです。1部につき、実に20人が読んでいる計算になります。民間団体が選挙人名簿から抽出した25万人に面接を行い、その結果を年4回公表しており、そのデータは信頼に足るようです。

インドと言えばIT大国の印象がありますが、インターネット契約者は未だ2200万人にとどまっています。その一方、識字率はこの10年で9ポイント上昇し、74%に上昇していることなどから、新聞の総発行部数は1億1千万部に達し、近年は年5%のペースで増加しているそうです。日本とは所得水準が大きく違うので、額面通りには受け取れませんが、この「ダイニグ・ジャグラン」は1部3ルピー(約5円)なので、まだまだ拡大の余地がありそうな成長産業であることが伺えます。

この記事を読んで、5年ほど前にインドのメディアについて調べたことを思い出し、その時に作成したレポートを読み返してみると、確かにインドでは新聞の影響力を図る指標として読者数が利用されているようで、同じヒンディー語紙の「ダイニグ・バスカル」も3400万人の読者がいるそうです。

一方、成熟産業と言われて久しい我が国の新聞業界は、総発行部数は約4700万部(2013年)と9年連続で減少しています。10年前に比べると1割以上の下落率です。ちなみに、インドの読者数に相当する指標は日本でもあるようです。特定の新聞1部を何人が読んでいるかを表す「回読人数」というものがそれです。日本新聞協会によると朝刊は平均2.7人に読まれています。

今回、紹介した朝日新聞の記事を書いた記者は「部数減に歯止めがかからない日本と比べると、インドの活況はうらやましい限り。でも、特ダネを狙う記者の熱意や努力は、国が違えど変わらない。それを実感できて心地よかった」と結んでいます。インドのような状況は望むべくもないかもしれませんが、業界が元気を取り戻すべく、「より早くより正確な」記事を読者に届け続けてほしいと思います。(TH)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

チャーリーとチョコレート工場?


我が家では土曜の昼下がりに横浜みなとみらい地区あたりを散策することが多いのですが、(注2:手間ヒマ費用を掛けずに子供を遊ばせるため。字面ほど優雅ではない)さすがに毎週末ともなるとネタも尽き気味で、新しい周辺情報(注3:ママチャリの可動範囲)を渇望しています。そこに「新しいチョコ屋が開店」と聞きつけたので早速のぞいてみることにしました。お店はこちらです。

お店構えはショップスペースと喫茶スペースが並び、その奥にチョコを作る工房と喫茶向けの調理場がある造りでした。ショップには見るからに美味しそうなチョコが飾られていて、キレイなインテリアと相俟って、とてもいい雰囲気です。さて、何を買おうかと家族であれやこれやを見ていると、店長さんからなんと「よかったら工房をご覧になりますか?」とお声を掛けて頂きました。恐縮しながらも折角の機会なので子供とともに中を見せて頂くことに。

教えていただいた工程を簡単に記すと、カカオ豆をじっくり焙煎してその中身をゴリゴリと磨り潰してペースト状にします。そこに砂糖などの味付けを施しておいしいチョコレートにしていくそうです。ちなみに焙煎したてのカカオ豆のお味は”ニガ酸っぱい”で、この状態ではとてもおいしくないです。工程はこんな感じでした。

 

焙煎を眺めるチャーリーとJ.デップ、ではなく我が子と店長さん

焙煎前のカカオ豆は港にありそうな麻袋に入っており、見た感じはコーヒー豆っぽいです。ちなみにコーヒー豆の焙煎の温度は100度くらいで、カカオ豆の場合はちょっと低い80度くらいで少し長めに焙煎するんだとか。(注4:豆知識ということで。豆だけに)
「今は機械の試運転の段階なので見学して頂けますが、商品を作り始めたら中に入ってはご覧いただけません」とのことでした。オープン時ならではのサービスだったようです。ちょっと得した気分で、チョコの詰め合わせを買って帰りました。(注5:とても美味でした)

ちなみに今回のブログは”タイトルに偽りあり”で、正しくは「チャリでチョコレート工房」とすべきでした。(注6:これが書きたかったがためのエントリーです)

何気ない日記のような内容で恐縮ですが、お詫びも訂正もいたしませんのでご容赦を。(山)

シェリーの可能性を広めたい


「シェリー」というお酒をご存じですか?タレントのSHELLYなら知っているけどもという声が聞こえそうですが。

地図-300x256

シェリーはスペイン・アンダルシア州のへレスという地域(地図参照)でつくられるワインの一種です。白ブドウからつくられ、味はタイプによって差があります。 (さらに…)

おせちを数えたら、、、


この正月おせち(通販で買いました)をつつきながら、添付のお品書きを眺めていてふと思い立ち、数えてみたら、へぇ~。

和の重20品、洋の重22品合計42品の料理一覧に記されているメイン食材が、国産ではなく輸入のもの、これが31品ありました。その数の多寡がどうなのかはよくわかりませんが、決して少ないとは言えませんね。

一方で、食材とその生産国名には、あ~なるほどね、と納得するものも多かったのですが、スリランカ産のピクルス用きゅうり、エクアドル産のロマネスコにはちょっとびっくり。思わず口をついて出たのは「今やわれわれ日本人はおせちで世界を食べてるんやね~!」

ちなみに、少数派である国産食材のほうは表示問題が起こったこともあり、産地の表示はかなり控えめ。県代表ではあるものの、村や浜の代表での表記は一切ありませんでした(笑)。でも、皆おいしゅうございました。つくってくれた方、届けてくれた方に感謝しつつ完食したのでありました。

と、ここで話しはPRに。

昨年1月にこのブログで「新聞は情報の幕の内弁当だ」と書きました。いろいろなものが入っていて楽しいし、ためになる。しかも特段高いわけではないし、と言った意味なのです。

が、ここで訂正します。「新聞は情報のおせち料理だ!」と。

そうです、私たちは毎日、新聞を読むことで世界中の情報を取り入れているのです。しかも特段高いわけでなく。

という訳で、今日からまた毎日2時間以上新聞と向き合う日々が始まりました。

今年もよろしくお願いいたします。

(HW)

PR活動はタイミングが命!


猫熊手_軽

歳末の大市、まさに今真っ最中か
12月26日(木)いよいよアメ横の激戦開始!)、
終わってしまったところもちらほらあって、
告知とかするつもりだったのならもっと早くしろって話なんですが。

さらに告白いたしますと、じつは本エントリーの写真は
もう先月のはじめ、11月3日の、浅草は鷲神社の一の酉の時のもの…。

お参りして商売繁盛を祈願したら、その直後から
師走の間にやることいっぱい大繁盛になって
報告のエントリーを書きそびれてしまったので、
せめて年越しに、ブログに賑やかしを置きたくて
エントリーをあげさせていただいた次第であります。

もちろん酉の市も、新春を迎えるお祭り・新年の招福を祈る神事ですから、
タイトルに反して盛大に時機を逸したエントリーではございますが、
年末に免じて何卒ご寛恕のほどを…。

(いちばん上の写真はお参りの時めぐり合った縁起物の熊手でして、
なかなかかわいい招き猫ちゃんでしたので、一緒に帰ってきたのです。
新年に、良いご縁と笑顔と、あとお金がたくさん集まりますよう、
皆様の分も祈願しております。)

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年の瀬の市の賑わいのつもりでご覧いただければ幸いです。

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当然ながら、お仕事では、今回のエントリーみたいに
気の抜けたようなことはありません。
絶妙のタイミングで、案件にマッチした効果的なメディアに、
各々にふさわしい情報内容を、
適切な表現にアレンジして、お届けしております!
2014年も一同がんばりますのでよろしくお願いいたします!

 

皆様も、どうぞよいお年をお迎えください。

冬です! 大晦日といえば?


大晦日の風物詩は数あれど、お台場で大々的に開催されるのが、そう冬コミです。

通称コミケ、古い人にはコミケット、正式名称は「コミックマーケット」、一大同人誌即売会です。コミックってついてるので漫画の同人誌でしょと思っている方がいらっしゃるかもしれませんが、漫画だけではありません(多いですけど)。旅、食、猫、などなど、およそ人が何かに興味関心をいだき、それを他の誰かに伝えたいと思った分野すべてが同人誌の対象であり、コミケの対象であるわけです。

今年の冬コミの話題はディズニーの出展です。コミケではアニメ作品やゲームについては制作会社がブースを出すのですが、この冬コミにはディズニーが正式出展します。ついにコミケがグローバルなエンターテイメント企業に認められた、ってことですよね。

時事ネタを仕込みますと、12月16日の新聞等の報道では「黒子のバスケ」(そういう漫画があるんです)の脅迫犯(脅迫してたんです)が逮捕されたとのことです。ですので冬コミではこれまで隠忍を強いられてきた黒子厨の面々がはじけて寒空の下バスケの試合用ユニフォームで西館の屋上に集結することが予想されます。

それはさておき、ですね。

なんだコミケって漫画だけじゃないのか、って逆にがっかりされる方もいらっしゃるかもしれません。
そういう方には「コミティア」があります。こちらは漫画専門です。二次創作(他作品のパロディもの)ではなくオリジナル縛りの硬派な即売会です。

漫画だけなの? っておっしゃる方、詩や小説もありますよ。その名も「文学フリマ」。こちらは活字の創作専門です。

漫画、活字ときたら次は音楽ですよね。ありますよー。「M3」。映像もアリですが、音楽メインの即売会です。

次はなんでしょう。ものづくりに行ってみましょうか。「デザインフェスタ」があります。ジャンルとか考えないで、とにかくものを作るのが好きだ! という方々のための展示即売会です。

デザインフェスタのスピンオフということでもないでしょうが、モチーフが生物なものづくりをする方だけを集めた「いきものまーけっと(通称なまけっと)」というのもあります。

似たような傾向のものにガレージキット専門の「ワンダーフェスティバル」や玩具全般の「スーパーフェスティバル」がありますが、これらは同人の手作り感よりも、企業色が強いかなと思います。

一体長々と何を書いてるんだ今回は、って思われるかと思いますが、こういう同好の士の集まりに上手に企業を組み込めないかなと思ってます。漠然とですけど、思ってます。

それぞれは規模は小さいかもしれませんが、非常に指向性の高い人々の集まりですので、うまくハマった場合の効果は大きいんじゃないかって思うんですよね。

単純にはスポンサーシップですけど、それだけじゃなく、もっと有機的にからめられれば面白いと思うんですよね。もちろんこれ、ミスった場合のダメージも相当大きいと思いますので、かなり慎重に進めないといけないわけですけど。

で、こういう同人の集まりの図式というかスキーマをB2Bの世界に持ってこられないかなとも思います。
思い起こせば数十年の昔、Linux Worldは新宿ロフトプラスワンで開催されてませんでしたっけ(間違ってたらすいません)。あの頃、Linuxってほんとに好きな人が手弁当で開発してるっていうイメージがありました。

ビジネス上の同好の士というのが今のスピードと効率性を追い求めるグローバル化しちゃった社会に存在しうるものなのかどうかよくわかんないんですけれども、そういう“素人さん”の熱さをビジネスの世界にも持ち込めないかなー、っていうのが、気が早いですけど、2014年の初夢です!

肩身が狭い?


「二度づけ禁止!」。言わずと知れた大阪の立ち飲み屋の定番、串カツのソースづけのルールです。

ガード下の名店となれば夕方を待たず満員で、何とかカウンターに場所をもらいたいと物欲しげな視線を投げかければ、それをキャッチした店員さんが「お兄さん、そこ。ほれ、そこに右肩入れて」と、30㎝ほどのスペースを指定してくれる。そしてめでたく、このスペースが私の「お席」ということに。

コップにビールを注ぐのも、串揚げを食べるのもすべて右手。お通しのキャベツをつまむのも、当然右手一本。

文字通り「肩身の狭い思い」ですが、ま、しかし、これこそ楽しくもうれしい肩身の狭さですね。

 

ところで、つい最近本当に肩身の狭い思いをしました。通勤電車の中でです。

たまたま座席に座って新聞を読んでいたところ、車内放送で「お客様にお願いです。社内が込みあっておりますので、新聞・雑誌をお読みの方、リュックサックを背負っておられる方は、周りのお客様にご配力下さいますよう、お願いします」というアナウンス。

 

が~ん!! 通勤電車の中で新聞を読んでいる私は、ひとつ間違えると邪魔者になる存在と見られていたのです。

確かに、満員電車の中で新聞や雑誌を読むときは、肩幅より広げないように気をつけて紙面を折りたたむのがルールです。私もこのルールをしっかり守っていますが、改めて車内放送で言われてみると、ちょっとショック。

そんな時のためにデジタル新聞購読という手もあるのでしょうが、私個人は新聞の”現物原寸主義”ですので、どんなに肩身が狭くても、「紙」で読みたいと思っています。

なぜかって? 新聞はあの原寸で読む、視ることで感じるものがあるのです。

スポーツの感動シーン、事故現場の凄惨な光景、心和ませる温かいひとコマ、、、報道写真はなおさらです。

 

仕事として新聞を読み、視る毎日を過ごす身としては、肩身の幅に拘わらず、常に報道からリアリティを感じとるアンテナを張り続けていかなければ、との思いを新たにしています。で、このアンテナは目には見えないので、いっぱいに広げて。

 

(HW)

 

 

都合の悪い記事と誤報の違い


マスコミが事実と異なる内容を報じた場合、報じられた当事者に有形無形のダメージを招くことがあります。新明解国語辞典によれば「伝えるべき事柄を正しく伝えていない知らせや報道」のことを誤報といいます。数か月前には某市長の発言に関して、報道機関との間で「誤報」に関する認識の違いが大きな話題になりました。

当然のことながら、広報担当者の立場としては何としてもこうした事態は避けなければなりません。私自身の経験に照らしてみると、こちら側の一方的な理屈で記事を「誤報だ」と断じることに違和感を持っているので、そうした事態に陥ったことはありません。ただ、記者がインタビューなどでつかんだネタについて、憶測を含んだ記事を書かれたことや数字やニュアンスの取り違いといったことは何度か経験しました。これらは、こちら側にとっての「意図しない記事」や「都合の悪い記事」ではあっても、話したことや事実と大きくかけ離れていたことはありませんでしたので、いわゆる誤報とは違うと思っています。

かなり前のことですが、経営トップと某工業新聞の記者とのインタビューの席上、不振が続いていたため、再構築の途上にあった、ある事業について話題になりました。記者からの「今後の戦略についてどのようにお考えですか?」との問いに、トップは「他社との事業提携を含め、あらゆる可能性を検討している」と答えました。すると数日後の紙面で「●●事業、見直しへ」と1面大見出しで書かれてしまいました。幸い、「見直し」の内容が具体性に乏しかったため、大きな混乱にはなりませんでした。ただ、他社との提携交渉が密かに進行中であったのは事実で、そのさなかに記事になってしまったので、大いに肝を冷やしました。

上記のようなケースはなかなか防ぎようがありません。誤報ではありませんから、記者に対しても、「大きな記事になってびっくりしています」といった腰が引けた事しか言えません。最近、とある大手新聞社の方が「記者は、経営者の視点と消費者(読者)の視点を持たなければならない。どちらに力点を置くかによって記事の中身は変わってくる」と言っていました。今にして思うと読者の視点に立てば、こうした記事が出ることも想定して置かなければならなかったと感じています。

対処法は「微妙なタイミングでの取材設営は控える」ことぐらいでしょうか。ただ、記者からの取材要望にも関わらず、取材設営をいたずらに先延ばしすることは相手の不信感を生みますし、「何かある」と思わせる事にもつながります。さらに、夜討ち朝駆けのように別の取材手段に訴えることもあり得ます。

では、微妙なタイミングと知りつつ、取材を受けざるを得ない場合はどうすればいいでしょうか。これには「書かれることを覚悟する」しかありません。冗談のようですが、それだけの覚悟を持って応対していただく必要があることを取材応対者はもとより関係者に伝えなければならないでしょう。取材を受けて薄氷を踏むか、取材を受けるのを控えて不確かな記事が出るのを待つのか、ケースバイケースの判断が求められるところです。 (T)

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