球春到来、ベイスターズに愛を!


再びブログ当番が回ってきましたので、今回は「たそがれの横浜シリーズ第二弾!」、ゼッコーチョウな新人監督が一人、気を吐いている横浜の球団、ベイスターズについて思うところを述べさせて頂きます。

善良な横浜市民になってかれこれ10年ほどになりますが、ホエールズ~ベイスターズのファン歴は早20数年を迎えようとしております。その間、日頃の行いが良かったのでしょう、誠に運の良いことに1998年の日本一を含めた黄金期(1997~2000年)をリアルタイムで体験することが出来ました。何せその前の日本一は38年ほど前らしく、ファンの間では一生のうちで1回ないし2回しか味わうことができない極めて「貴重な体験」とされています。皆既日食くらいの確率でしょうかね、調べたことはありませんけど。

そもそも常勝球団とは対極というか、”横浜大洋銀行”などと親しまれ、万年Bクラスでも不貞腐れない、しょうがないと受け入れてしまう気質を持つ自虐的なファンが多いです。だって、そうじゃないとやっていられませんからね。が、それにしてもここ数年は本当に酷すぎでした。毎年ワクワクしてシーズンを迎えるものの、夏どころか梅雨の頃には早くも来季に思いを馳せ、12球団中、ぶっちぎりの早さで負け越しを決めたかと思えば、秋の終盤には他球団の優勝争いを尻目に「大丈夫、残り全部まけても100敗には到達しない」と胸をなでおろすという切ないシーズンが続いていました。(正確には異なるシーズンもあるかもしれませんが、残念ながら大筋で正しい)

あまりの弱小球団ぶりのため、ここ数年は球団買収やら移転問題がお決まりのように報道され続けてファンとしては滅入ってしまう状態でしたが、今年は紆余曲折を経て、新しい横浜の球団としてスタートします。ここでは巷で囁かれているようなプロ球団の経営母体のあり方うんぬんについては言及いたしません。(個人の好みの問題でしょうし、よくぞ買って下さいました!という思いもあります)ただ買収騒動の最中に企業トップの方が「日本に12個しかないアセットを持つことは企業経営として大きな意味がある」とコメントしていたことには大いに同感です。なにせポストとしては日本の国務大臣に就任するよりもプロ野球の監督になるほうが難しいんですから。でも、ですよ。その難しいポストに冒頭のゼッコーチョー氏が就任するというニュースを耳にした時は、全国4000万人(推定)の横浜ファンは全員「キ、キヨシ?」「マジで?」「いいの?高田GM」と驚きを隠せませんでした。

ゼッコーチョー氏は、その類まれなる強烈なキャラクターで現役時代や解説者時代の知名度は抜群でしたが、指導者としての実績は殆どありませんし、監督としての期待値には疑問符が付かざるを得ないのはご存じのとおりです。でも、2月のキャンプインからオープン戦までの間、スポーツ紙やテレビのニュースでベイスターズ(というか監督)を目にしない日はありませんでした。氏の報道陣へのサービス精神も重なり、露出回数は12球団トップどころか、ここ数年分のベイスターズの報道回数の合計と比べても桁違いの多さでした。球団経営を企業の広告塔としてみれば、氏の起用はとても優秀な経営戦略と言えます。ただし、ここまでは新球団誕生、新監督へのいわば”ご祝儀”みたいなものであり、結果がすべてのシーズンが始まってしまえば勝者が主役ですから、結果が出なければ容赦なく叩かれるし報道もされなくなります。これからが本当の評価の始まりで、あるのかないのかわかりませんが真価が問われます。どうか一つでも多くの勝ち星を手に入れて頂きたい。

とはいえファンとしてはこれまで通り気楽に、でもこれまでとは一味も二味も違うベイスターズの闘う姿を見せて頂き、優勝とは言いませんが、「今日もスポーツニュースは見ない!」なんて日が少なくなることを祈りつつ静かに応援していきたいなぁと思っています。(まぁ、負けても見るんですけどね)

中畑ベイスターズに幸多かれ!

(山)

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