我が名は権兵衛、ジョン・ドー、アラン・スミシー


また「名前」の話をします。

世の旦那のみなさんは家事ってやってます?
私は、恒常的にやるのってゴミ捨てくらいで(だって通り道だし)、あとは週末限定の台所の洗い物、洗濯物の取り込み、掃除機かけ、風呂洗いくらいです。
このくらいをやって、「まあやってるからいーじゃん」って思ってます。

でもこうやって見ると、私がやってるのって全部「名前のついている家事」なんですよね、って思いました。

休みの日に、なんだか一日中部屋の中をあっちいったりこっちいったりして、思いついたようにテーブルか和室に座って、あるいは欄間を開いてなにやら「家事」を始めるカミさんを見ていると、そういった「名前のついている」こと以外の、もやもやした「家事」っていうのが家の中にはいっぱいあって、それに気づいて、対処する、というのが実は「家事」の中心なんじゃないかって思えるのです。

名前がついていない、マニュアル化できていない、だから「あんたやっといて」と言いづらい、っていうもどかしい部分が「家事」には多かったりするんじゃないかって思ったりしたわけです。

ひるがえって広報をサポートするという当社のような会社の仕事のことを考えると、「プレスリリース」とか「記者会見」って名前のついた業務ってすごくわかりやすくて、はいやりました、料金はおいくらです、って言えます。クリアーです。
なのですが、実は私たちの業務のある程度の時間は「名前のついていない業務」、たとえば定期的に顧客の本社サイトや地域ハブのサイトを見て研究開発の最新情報をアップデートしておくとか、書店で雑誌を立ち読みして(書店のみなさますいません)トレンドを識っておくとか、そういう明確な名前が与えられていないことに費やされているのが現実なんじゃないかと思います。こと広報に限らず、そういう「名もなき業務」「知られざる業務」っていうのは結構多いのではないかと思います。

名前のあるなしが業務の品質に関わるということではないんですが、でも名無しの権兵衛やジョン・ドーでは価値が見えてこない。そして名前がついていない業務って請求書に項目として立てられないんですよね。…いきなり本音ですいません。

ぐるっとまるめて「情報収集」と言えば言えるでしょうけど、報告書も出てこない(報告する内容ではないんですよね)情報収集を、厳しい購買の方々に認めていただけるかというと…。なんですよね。だから、

仕事に名前をつける。

実行する側にとっても、管理する側にとっても、実は重要なことなんだと思います。
私たちも考えます。ですが、上記のような業務に既にうまい請求書用費目名をつけている方がいらっしゃいましたらブレイン・ドレインしていただけるととても嬉しいです!

Page Top